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 ■ 全国紙  


button日刊工業新聞   2002年5月13日

いま製造現場は コジマ工業   「脱”単純下請け”模索 〜地域内連携で生き残り〜

  本文より抜粋

(略)

ただ、こうした仕事も偶然、降ってわいたわけではない。背景にあるのは仕事を通じた地元企業同士のつながりだ。このほかインターネットを活用した中小製造業の協業プロジェクト「諏訪バーチャル工業団地」にも参画、大学の研究室が発注する実験機器の共同受託製作といった案件も浮上してきている。
 長引く不況で、しわ寄せを受ける零細・中小企業。それに伴って、日本の製造業の強みとも言うべき「ものづくりコミュニティー」も崩壊の危機にひんしている。
 単純下請けからの脱皮を目指す挑戦は緒に就いたばかりだが、コミュニティーを生かした連携がうまく回り出せば、本業の間を埋める以上の存在になっていくかもしれない。






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